お母さんに食べさせたい男の料理



美味しいご飯

 

 

まず、最初は「美味しいご飯」のプレゼントです!そう、おかずではなく「ご飯」です。コレって以外に盲点ですよね。ご飯といえば一般家庭では炊飯器で炊くのが基本的です。もちろん、毎日当たり前のようにご飯を炊いていますが、実は美味しくなるためのポイントをおさえると、ぐっと美味しく炊き上がります。お母さんでも知らないかもしれません。

 

最初の作業は洗米ですが、ゴシゴシ研いでしまう人も案外多いようです。これはやり過ぎると逆効果になります。米と米を擦り合わせるような工程は無用で、多目の水でさっと洗うような程度にするのがお勧めです。

 

水の中への米の入れ方は、計量後にサッと一気に全部入れます。少しずつ注ぐ人もいますが、これは吸水にむらができるのでNGです。

 

1回目の洗米は、米にぬか臭さがつかないよう洗っても水はすぐに捨てます。後は4~5回水を替えて洗いますが、水が澄むまで洗わないのがコツです。

 

炊く時の水量は炊飯器の目盛り通りで構いません。しかし、新米と古米では水分量が違います。新米は水分が多いので、水を少なめにしてもいいのです。吸水させる時間は、夏なら30分ですが、冬は2時間かけます。この吸水時間が美味しさにかなりの差が出るポイントです。

 

さて、米の炊き方ですが、タイマー炊飯での吸水時間に注意すること、そして炊飯が終了した時にフタをすぐに開けずに、10~15分程度蒸らします。美味しく炊くコツはちょっとしたことです。

 

裏技もあります。それは米の量の1割程度をもち米にすることです。酒を若干加えたり、みりんを若干加えるのも効果があります。美味しいご飯でお母さんをびっくりさせてあげましょう。